〒565-0875
大阪府吹田市青山台2丁目1-15

06-6835-35559:00〜12:00 / 16:00〜19:00

犬猫の皮膚病への診断や治療は、動物病院によって大きく変わります。Diagnosis and treatment of skin diseases in dogs and cats Varies by veterinary hospital. 犬猫の皮膚病への診断や治療は、動物病院によって大きく変わります。Diagnosis and treatment of skin diseases in dogs and cats Varies by veterinary hospital.

SYMPTOMS

  • 皮膚が赤い

  • 毛が抜ける

  • 皮膚がベタベタする

  • かさぶたがある

  • 手足の先を舐める

  • 耳をよく掻く

FEATURES

1

豊富な知識と検査方法

皮膚病を診断・治療する際には、自身の経験や論文などのデータから考えられる病気を想定し、その診断のために必要な検査や処置を提案するように努めています。
またオトスコープなど通常の病院にはない特殊な検査機器を使って、より的確に分かりやすい診療を行います。

2

身体に負担のかからない
治療の提案

皮膚の病気の中には、生涯にわたって治療やケアが必要な病気もあります。薬以外に、シャンプー療法や外用薬、食事療法も行います。また、薬を使うときもお薬の選択や使い方に気を付けて、副作用が出ないように考えて使用します。
動物・飼主様の両方が、安心して続けられる治療を提案できるよう努めています。

3

様々な状況に合わせた
治療の提案

例えば、アトピー性皮膚炎は季節の変化で状況の変わり、季節の変化に合わせた治療の変更を行います。その他の皮膚病の治療も、塗り薬から飲み薬まで多岐に渡ります。
治療の提案の際には、飼主様の考え方、費用、薬が飲めるか、シャンプーができるか、食事の変更ができるか、など状況に合わせて臨機応変に治療の選択肢を変えてご提案します。

当院では、シャンプーのレクチャーなども行っております。

◆参考動画

TOOL

耳の内視鏡 オトスコープ

正式名称は「ビデオオトスコープ」と言い、耳の中を見る内視鏡です。当院ではこれを診察室の中での日常診療に使って、動物の耳の中の状況をご家族と一緒に確認しています。
セカンドオピニオンの患者様の中で、痒みの治療が上手くいかない理由の1つが、外耳炎を併発しておりその治療が十分でなかったということを多く経験します。
オトスコープはそういった状況の改善になくてはならない器具の一つです。

オトスコープの動画

洗浄前

洗浄後

皮膚をエコーで診る 超音波検査装置

当院の超音波検査装置(以下「エコー」)は2021年に導入した最新のもので、画像はかなり鮮明です。
当院ではこのエコーを皮膚のしこりや腫れに対しても使用します。そうすると、今まで見た目や硬さだけでしかわからなかった皮膚のしこりをより細かくより多くの情報をもって評価することができます。
それにより、検査や手術の判断を迅速に行ったり経過観察をより安心して行うことができるようになりました。

その他

ダーモスコピー

複数の染色液

ウッド灯

光学顕微鏡

FLOW

1

受付・問診

受付していただきましたらスタッフから問診をさせていただきます。どのような症状がいつごろから出ているのか、痒みの強さはどのくらいか、身体のどこにあるのか、と言った内容をお伺いさせていただきます。

2

身体検査

皮膚のどの部位にどのような病変があるか確認させていただきます。また、皮膚病以外にも体に異常がないか確認していきます。

3

検査

皮膚の状態に応じた検査をさせていただきます。内容は、皮膚一般検査、細菌培養検査、皮膚エコー検査、ホルモン検査、アレルギー検査、皮膚病理検査などがあり、必要な検査をご提案させていただき、相談の後検査を実施します。

4

検査結果の説明・治療方針の
ご相談

皮膚の状態や検査結果により治療方針をご提案させていただきます。「痒みなどの皮膚の症状をしっかり治し、副作用などの薬のリスクを最小限にする」を当院の皮膚科の基本の方針とし、薬の過剰な使用はせず食事療法や皮膚ケア(シャンプー療法、サプリメント、保湿剤)も並行して行い、負担の少ない治療を行います。

5

お会計・次回の予約

お会計、お薬のお渡し、説明資料のお渡しは受付からさせていただきます。次回の再診目安もお伝えさせていただきます。

DOG SKIN DISEASE

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、遺伝的な背景により起こり、長期間続く特徴的な痒みを引き起こす病気です。必要な検査に関しては、その意味合いと治療への影響を説明して飼い主様と相談のもと行っていきます。治療は、体質改善を目的とする治療、薬により痒みのコントロールをする治療、シャンプーなどの皮膚ケアに分かれます。当院では、これらを組み合わせてご家族の希望に沿うものを相談し行います。また負担を最小限に治療効果を最大に、の考えも当院は大事にしています。

膿皮症

膿皮症は、皮膚に細菌が感染することで起こり、かさぶたや痒みを起こす皮膚病です。子犬や皮膚が弱い犬がなることが多い病気です。この病気は時に何度も繰り返すことがあるため、抗生剤を乱用せずに『耐性菌』を作りにくい治療として、シャンプーなどの外用療法を組み合わせていくことが大事です。また、皮膚を強くする栄養療法なども行い、菌だけに囚われない治療も行っています。

外耳炎

外耳炎とは、犬の耳の穴の皮膚が炎症を起こす病気で、その原因としてマラセチアというカビの増殖や細菌の増殖、アレルギーなどさまざまです。当院では、ビデオオトスコープ(耳の内視鏡)で耳の中を飼い主様にも確認してもらいます。そして、耳垢の検査を行い原因の追求をし、また耳道洗浄もしっかり行い治療します。耳道洗浄後は、再度ビデオオトスコープで耳の中を見ていただき、治療効果を一緒に確認し今後の方針を相談するようにさせていただいております。

CAT SKIN DISEASE

アトピー性皮膚炎

猫のアトピー性皮膚炎は、痒みや掻き壊しによる皮膚のただれなどを起こす病気です。原因など詳しいことがあまりわかっていません。犬よりも診断が難しく、他の病気がないことの確認をしっかり行う必要があります。また猫は薬を飲ませにくいこと、シャンプーなどもしづらいことから、治療のやり方に工夫が必要なことが多いと思います。
当院では、他の病気をしっかり除外すること、豊富な治療選択肢を提案することで、アトピーのねこちゃんと飼い主様の生活の手助けを行います。

食物アレルギー

猫の食物アレルギーは、痒みや掻き壊しによる皮膚のただれなどを起こす病気です。猫のアトピー性皮膚炎と症状は似ていますが、これは食事の改善で治療できる病気です。当院では、効果的な食事療法の提案や食事療法を行う上で大事な療法食への切り替えの方法を中心に、必要な情報や選択肢を分かりやすくお伝えします。

皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌症は、皮膚に糸状菌というカビの一種が感染することで起こる皮膚病です。犬と猫どちらもなる病気ですが、猫の方がかかりやすい病気で、また動物からヒトへも感染る病気です。治療は、抗真菌薬の飲み薬や塗り薬、薬用シャンプーなどで治療を行います。また、感染動物の生活エリアに広がったカビに対しても対処が必要です。それらの総合的な治療方針や注意点を分かりやすくお伝えさせていただきます。

PRICE

検査費用

軽度 2,200円~
重度 4,400円~

治療費用(体重により変動します)

軽度 2,200円~
(1種類2週間)
重度 5,500円~
(飲み薬、シャンプーなど)

犬猫の皮膚病への診断や治療は、
動物病院によって大きく変わります。

それは設備の違いや獣医師にも
得意・不得意があるからです。

もし愛犬・愛猫の皮膚病への
疑問や不安がありましたら
ぜひ一度当院までご相談ください。

CASE IN DOG

アトピー性皮膚炎など

症状
全身の痒み、脱毛、フケ
診断
アトピー性皮膚炎、脂漏症、外耳炎
説明
シクロスポリンと耳洗浄、点耳薬、薬浴で症状は改善しました。改善後は痒みが減った影響か、性格がとても穏やかになったと話されていました。

アトピー性皮膚炎など

症状
全身の痒み、毛が薄い
診断
アトピー性皮膚炎、脂漏症、外耳炎
説明
全身の痒みがあり、皮膚の脂の量も多かったので、シクロスポリンとステロイドを使いました。耳は洗浄と点耳薬を使いました。症状の改善に合わせ、ステロイドを休薬しシクロスポリンで継続治療をしています。症状の改善に合わせ、毛量も戻りました。

CASE IN CAT

アトピー性皮膚炎など

症状
脱毛
診断
皮膚糸状菌症
説明
皮膚や毛に真菌(カビ)が感染する病気です。ウッド灯検査で感染した毛が光ります。飲み薬で治療し、治療の効果も同じ検査を行い光る毛が減っているかで判断します。

EXAMPLE

犬の皮膚疾患

  • 細菌性⽪膚炎
  • 外⽿炎
  • マラセチア性⽪膚炎
  • アトピー性⽪膚炎
  • ⾷物アレルギー性⽪膚炎
  • 脱⽑症
  • ⽪膚⽷状菌症
  • ニキビダニ症
  • 疥癬
  • ノミアレルギー性⽪膚炎
  • 落葉状天疱瘡
  • 本態性脂漏症
  • ステロイド⽪膚症

猫の皮膚疾患

  • ⾷物アレルギー性⽪膚炎
  • ⾮ノミ⾮⾷物アレルギー性⽪膚炎
    (猫アトピー性⽪膚炎)
  • ⽪膚⽷状菌症
  • ニキビダニ症
  • 疥癬
  • ノミアレルギー性⽪膚炎
  • ⼼因性脱⽑
  • ⽪膚の腫瘍

DOCTOR

院長 福間康洋

獣医療も高度化・専門化が進んでいます。総合診療医(ジェネラリスト)としてはもちろん、皮膚科・腫瘍科・循環器科に関してはより専門的な医療を身近な病院で行うことで、地域のみなさまの幸せな生活が続く手助けになればと考えています。
また、院長としてもスタッフが生き生きと仕事ができる環境を作り、そんな明るい病院の雰囲気が飼い主様に安心感を与えることができるよう、努めております。
そのような、『専門医療をより身近に』と『病院に関わるすべての人・動物にとっての良い病院』を目的にこれからより一層の努力を重ねてまいります。
引き続きよろしくお願いします。

Q&A

治療をしていても痒みが引きません。
⇨皮膚病は複数の病気が同時に起こることが多いです。特に外耳炎や趾間皮膚炎などが分かりにくいので注意が必要です。
アトピー性皮膚炎の診断はどのようにするのでしょうか?
⇨アトピーの診断は難しく、まず他の痒い皮膚病がないかしっかり調べないといけません。その上で、症状が典型的か、IgEの増加が起こっているかなどを調べ診断します。
(IgEは増加してなくてもアトピー様皮膚炎と診断され、治療がかわらないこともあるので検査しない場合もあります。)
アトピーの治療で副作用の少ない薬を使いたい。
⇨痒みが出ている部分への外用薬や、薬浴、食事療法、サイトポイントなどの副作用の少ない薬などいろんな選択肢があります。
皮膚病は完治するの?
⇨完治するものもありますが、皮膚の体質が原因となっている場合は継続の治療が必要な場合もあります。
治療をしていても痒みが引きません。
⇨皮膚病は複数の病気が同時に起こることが多いです。特に外耳炎や趾間皮膚炎などが分かりにくいので注意が必要です。
皮膚病は人間にうつるの?
⇨多くの皮膚病は感染りませんが、皮膚糸状菌症など感染る皮膚病もあるので時に注意が必要です。

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