〒565-0875
大阪府吹田市青山台2丁目1-15

06-6835-3555

AM9:00〜12:00/PM16:30〜19:00

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腫瘍(がん)治療のセカンドオピニオン がん認定医による腫瘍治療 犬猫の負担に配慮した治療提案 腫瘍(がん)治療のセカンドオピニオン がん認定医による腫瘍治療 犬猫の負担に配慮した治療提案
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腫瘍(がん)認定医による

高度な腫瘍の診断・治療

院長 福間 康洋

日本獣医がん学会の認定を受けた
獣医腫瘍科認定医
院長 福間 康洋

日本獣医がん学会が認定する国内の腫瘍(がん)認定医制度を認定を受けた大阪府26名のうち吹田市唯一の獣医師です。
腫瘍(がん)認定医にはⅠ種とⅡ種があり、2022年2月現在でⅠ種認定医が48名、Ⅱ種認定医が405名です。
当院の院長 福間はⅡ種認定医の資格を持ち、これはがん学会が「腫瘍診療のための専門知識および一般臨床知識を有する」と判断した獣医師に与えられる資格です。
腫瘍科認定医として、他の病院と力を合わせ、腫瘍(がん)へのより適切な治療行えるように日夜診療に当たっています。また腫瘍診療のための専門知識と一般的な臨床知識を有する者として、腫瘍だけでなく、その他の分野でもより良い医療を提供できるよう尽力しております。

診療実績

  • ・鼻腔内腺癌(犬)
  • ・歯源性腫瘍(犬)
  • ・口腔内扁平上皮癌(犬・猫)
  • ・口腔内メラノーマ(犬)
  • ・皮膚肥満細胞種(犬・猫)
  • ・甲状腺癌(犬)
  • ・髄膜腫(頭蓋・脊柱管内)(犬)
  • ・心臓血管肉腫(犬)
  • ・ケモデクトーマ(犬)
  • ・肺腺癌(犬・猫)
  • ・小腸腺癌(犬・猫)
  • ・大腸腺癌(猫)
  • ・肝臓腫瘍(犬)
  • ・骨髄性白血病(犬・猫)
  • ・副腎腺腫・癌(犬)
  • ・腎細胞癌(犬)
  • ・膀胱内移行上皮癌(犬・猫)
  • ・脾臓血管肉腫(犬)
  • ・肛門嚢アポクリン腺癌(犬)
  • ・肛門周囲腺腫(犬)
  • ・軟部組織肉腫(犬・猫)
  • ・骨肉腫(犬)
  • ・卵巣、子宮、精巣腫瘍(犬)
  • ・種々の皮膚皮下の良性腫瘍(犬)
  • ・乳腺腫瘍、乳腺癌(犬・猫)
  • ・リンパ腫(多中心・腸・腎臓・肝臓・皮膚)(犬)
  • ・リンパ腫(縦隔型・腸・腎臓・鼻腔内)(猫)

このような症状ございますか

チェック項目 内容 考えられる腫瘍疾患
目の輝き、白目の黄ばみ、目やに、目の周辺のできもの、眼球の大きさ、目を痒がっている、目が見えていない。 マイボーム腺腫、メラノーマ、皮膚型リンパ腫
耳の汚れ具合、耳の周辺のできもの、耳を痒がっている、耳や頭を振る。 耳垢腺腫・癌、皮脂腺腫、扁平上皮癌
鼻周辺のできもの、鼻水の色、くしゃみ、いびき、呼吸の状態、出血、顔や鼻の歪み 鼻腺癌、鼻腔内リンパ腫、口腔内扁平上皮癌、皮膚組織球腫
歯茎や歯、舌の異常、口臭、歯周病、口の中のできものやただれ、出血、よだれの量、できものの色 メラノーマ、口腔内扁平上皮癌、線維肉腫、歯源性腫瘍
皮膚 皮膚のできものやしこり、炎症、腫れ、出血、痛がる、しこりが急に大きくなっている。(経過観察の場合) 扁平上皮癌、皮膚肥満細胞腫、脂肪腫、軟部組織肉腫、毛包上皮腫、皮膚組織球腫
お腹 触った時に痛がる、不自然な腫れや膨らみ、しこり、(雌犬の場合は、乳腺にしこりがないかをしっかり確認する) 脾臓腺腫、メラノーマ、皮膚型リンパ腫
痛がる、腫れ、足を舐める、しこり(指の間や肉球の間もしっかり確認する)、筋肉が痩せてきている。 骨肉腫、軟部組織肉腫、組織球性肉腫、メラノーマ
リンパ節 コリコリしたしこり(脇の下や鼠径部、あごの下などリンパ節のある部分を確認する) リンパ腫、白血病、周辺腫瘍の転移
歩き方 跛行(はこう)(足をひきずる)している、まっすぐ歩けない。 脳腫瘍、傍脊髄腫瘍、骨肉腫
食べ方 食欲がない、口の動かし方、食べるのが遅い、食べにくそうにしている。 メラノーマ、口腔内扁平上皮癌、歯源性腫瘍
呼吸 咳や息切れ、寝ているときに呼吸が止まることがある、苦しそうにしている。 肺腺癌、心臓腫瘍、気管内腫瘍
排泄物や分泌物 便や尿の状態、体から異常な分泌液が出ている。 腸腺癌、腸管型リンパ腫、膀胱移行上皮癌

よくみられる「がん」の病気

  • 乳腺腫瘍

    乳腺腫瘍は、乳腺の組織が腫瘍になったものです。早期の不妊手術により乳腺腫瘍の発生リスクを下げることができると言われています。犬では良性の割合が多く2/3が良性腫瘍だという報告があり、猫では悪性が多く9割が悪性の乳腺癌だったという報告があります。
    良性腫瘍であれば大きく切除する必要はないこともあり、また悪性腫瘍であれば広く切除しリンパ節も合わせて摘出する必要が出てきます。乳腺腫瘍はそれらの判断を可能な限り手術前検査で行い、それぞれに必要な範囲で手術計画を立て「治療効果を最大に負担を最小に」を目指し治療しています。
  • 骨肉腫

    骨肉腫は骨にできる悪性腫瘍です。大型犬に多い腫瘍で、3/4は四肢にできます。症状は、足の痛みや腫れなどでレントゲン検査などで腫瘍の存在を疑います。診断は病理組織診断で行い、通常は麻酔をかけて検査を行います。治療は外科手術や放射線治療を行うことがあり、また肺への転移が多い腫瘍でもあるので手術を行なった場合は術後に化学療法(抗がん剤治療)を行うこともあります。また、積極的な治療を行わない場合でも緩和治療として痛み止めを使い、動物の負担を少しでも軽くするよう治療します。
  • メラノーマ

    メラノーマは、メラニン色素を作る細胞の悪性腫瘍です。口の中や眼、皮膚などにできます。しこりが大きくなると表面が欠けて、出血することもあります。またメラノーマは、リンパ節や肺に転移しやすく診断の際にも治療の際にも転移の確認がとても重要になります。治療の第一選択は外科手術で、できる限りしっかりと腫瘍を切除する必要があります。また外科手術後には化学療法(抗がん剤治療)を行い、転移している可能性も考慮して総合的に治療していく必要があります。また今後新規治療の発展が期待される腫瘍でもあります。
  • リンパ腫

    リンパ腫とは、血液やリンパ節に存在するリンパ球という白血球が腫瘍化したものです。リンパ腫は、全身のリンパ節が腫れる「多中心型」や腸などの消化管に発生する「胃腸管型」、他にも皮膚や腎臓、肝臓、脾臓に発生する様々なタイプのリンパ腫があります。また、それらの中にもさらに「高悪性度」「低悪性度」のものがありと進行スピードなどが異なります。
    リンパ腫は、これらの型や悪性度によって診断や治療が異なりそれぞれにあった診断や治療を行う必要があります。一言にリンパ腫と言っても、針で刺すか切除をするか、化学療法(‘抗がん剤治療)をするか外科摘出をするか、これらを今までのデータに照らし合わせ、判断し適切な診断・治療を行うことで動物の負担を最小限にできると考えています。

それぞれの腫瘍に合った
最適な治療が必要です!

腫瘍を取り除く、緩和する治療方法について

主な腫瘍の治療方法

外科手術 物理的に腫瘍を取り除く手術を行うことです。腫瘍の種類などによっては、外科手術で完全に取り切ることで完治も目指すことができます。また、腫瘍をとることで術後に組織診断を行うこともできます。時には、化学療法や放射線治療と組み合わせて行うこともあります。
化学療法

(抗がん剤治療)

物理的に腫瘍を取り除く手術を行うことです。腫瘍の種類などによっては、外科手術で完全に取り切ることで完治も目指すことができます。また、腫瘍をとることで術後に組織診断を行うこともできます。時には、化学療法や放射線治療と組み合わせて行うこともあります。
放射線治療 放射線を当てることで、腫瘍細胞を壊す治療です。周りの細胞や臓器にも影響を及ぼしてしまいますが、放射線の使用方法などを工夫することでこういった副作用を抑えることができます。外科手術では取りきれない部位にできた腫瘍や転移している腫瘍に対して行う治療法です。
緩和治療 動物の負担を和らげるために、栄養管理を行ったり痛みを和らげたりする治療です。腫瘍を治療する上で、最初から最後まで他の治療と並行して行う治療です。適切な緩和治療を行うだけで、動物が今まで通りの当たり前の時間をご家族と過ごすことができるようになることもあります。腫瘍治療において緩和治療は欠かすことのできない治療です。

腫瘍診断・治療の流れ

  • 身体検査

    まずは、視診・触診をしっかり行い動物の体や病変を観察します。そして、腫瘍を疑うべきかを判断します。
  • 各種検査

    腫瘍の診断のため、レントゲン検査、エコー検査や針の検査(FNA)を行います。また、強く腫瘍を疑う場合は外科手術やCTなどの精密検査に進むために麻酔前検査(血液検査、レントゲン検査、エコー検査)を行います。
  • 外科手術・細胞診/組織検査

    腫瘍を完全に切除したり、検査を目的として細胞の一部や腫瘍組織の一部を取ってきて調べます。その結果腫瘍の種類などがわかり、治療方針の決定や今後の予測を行うことができます。また外科摘出を行うことで、腫瘍診断と同時に治療も兼ねることが来ます。
  • 追加治療

    腫瘍の診断がついた後、また手術後に必要に応じて化学療法(抗がん剤治療)や放射線治療を検討し、必要性があれば実施するかどうか相談します。
  • フォローアップ

    治療を終了した場合や、治療継続中には状況を定期的に確認し異常が出てないかを把握します。

腫瘍専門外来の特徴

  • 腫瘍科認定医による診療

    当院の院長福間は、日本獣医がん学会が認定する腫瘍科認定医Ⅱ種の資格を持っています。腫瘍診療のための専門知識および一般臨床知識を有する獣医師として、日々アップデートされる腫瘍科の情報を得るために日々研鑽を積み、また認定医としてより多くの腫瘍診療を経験し、日々知見を深めています。そうして得た知識や経験を用いて、これからもより良い腫瘍科診療を行なっていきます。
  • 緩和治療への積極的な姿勢

    緩和治療は、なすすべなく最後に行う治療ではありません。腫瘍の治療の最初から最後までしっかり行うべき治療です。痛みなく、ご飯を食べ、家族と過ごす当たり前の時間を作るための治療です。
    当院では、痛みの管理・栄養療法など動物に対しての緩和ケアと、ご家族の不安や不満などへの対話を通した緩和ケアをしっかり行い、当たり前の日常を大事にする獣医療を行います。
  • 皮膚のしこりへの皮膚科としてのアプローチ

    皮膚の腫瘍は、時に腫瘍なのか皮膚の炎症による腫れなのかを見分けることが難しく、診断に迷うことも少なくありません。 当院は腫瘍科だけでなく、皮膚科も得意としているおり皮膚の腫瘍に対しても総合的な診療をおこなっております。ダーモスコピー、皮膚エコー検査、局所麻酔による皮膚病理検査など、特殊な検査も用いより適切な診断を心がけています。
  • 腫瘍外科への対応

    腫瘍外科は腫瘍細胞を取りきるため切除範囲や切除方法をとても重要です。 切除範囲などが足りなければ腫瘍は再発してしまいますし、逆に広過ぎれば動物の負担を無闇に増やしてしまうことになります。当院は、皮膚、口腔、腹部などの腫瘍外科に対応しており、治療効果を最大に負担を最小にできるよう適切な手術の方法を考え、これらの手術を行なっています。
  • 適切な化学療法(抗がん剤治療)の実施

    化学療法は、そのお薬の使い方によって治療効果も副作用の程度も大きく変わる治療法です。 化学療法を行うときに副作用は必ず出ます。その副作用が問題にならないよう、抗がん剤の量を調整し、副作用を抑える併用薬を調整し、適切なタイミングで確認の検査をすることが重要だと考えています。そうすることで、治療効果を最大に負担を最小にでき、動物の元気な時間を作る化学療法になると考えています。

診療料金はこちら

検査費用 治療費用
細胞診療(院内) 8,800円 外科切除(局所麻酔) 16,500円
レントゲン検査 5,500円~ 外科切除 手術内容などで異なるため、
概算をお伝えさせていただきます。
超音波検査 2,750円~

※体重により変動します。

診療をご希望の方はこちらより
ご予約をお願い致します。

ご予約・お問い合わせ

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ワンちゃん・ネコちゃんの腫瘍治療は、
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福間 康洋

院長・獣医腫瘍科認定医

福間 康洋

こんにちは。院長の福間です。
この度は当院の腫瘍専門HPをご覧いただきありがとうございます。
がん(腫瘍)は最終的に亡くなってしまう可能性がある病気です。しかし、近年の動物医療の進歩により、完治ができるがんも増えてきております。
当院では飼い主様としっかり対話をさせていただきながら、できるだけご希望に合った治療を行うことを大切にしております。
がんについては、少しでも異変や症状に気づかれた場合はできるだけ早く病院にかかることが、重要になります。もし気になることがございましたら、ご相談ください。
当院は腫瘍外来のセカンドオピニオンにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

Yasuhiro Fukuma

経歴

~2015 大阪府立千里高等学校卒業、鳥取大学獣医学科卒業
2015~2017 大阪の動物病院に勤務
2017~2020 池沢動物病院勤務
犬と猫の皮膚科 研修生
ネオベッツVRセンター研修生
池沢動物病院 副院長就任
2021年1月 ESSE動物病院 開業

資格・所属学会

資格

獣医腫瘍科認定医Ⅱ種
獣医教育・先端技術研究所 腹部・
心臓超音波研修 修了

所属

日本獣医皮膚科学会 所属
日本獣医がん学会 所属
日本獣医循環器学会 所属
日本獣医腎泌尿器学会 所属
池沢動物病院 副院長就任
日本獣医救急集中治療学会 所属