ブログ
Blog
ブログ
Blog
こんにちは。
ESSE動物病院 院長の福間です。
職業講話というものをご存知ですか?
私も1年ほど前までは知らなかったのですが、
中学生が今までは職業体験を学外に出て行っていたのですが、コロナ禍でそれが行いにくくなったため色々な職業の人にきてもらって話をしてもらい、
仕事や働くことについて考える機会にするというものです。
最近、私自身がこの職業講話をさせていただく機会をいただけたので、今回はその話をしようと思います。
今回は、茨木市の中学校からそこの先生づたいに話が来たのでお受けさせていただきました。
今回はと書いたのは、半年ほど前に1度別の中学校でも職業講話をさせていただく機会があったからです。
今回の職業講話の内容は、自分達の仕事について紹介するというものでした。
私自身、以前の病院では飼い主様向けのセミナーもしたりして情報を伝えることは好きな方だと思うのですが、
できれば話している方も聞いている方も身を乗り出すくらいワクワクするような時間にしたいといつも思って喋っています。
ただ前回はこんな感じの講話になるよう気合を入れてスライドを作り込んでいったのですが、結果は失敗でした、、、
これは個人的にはですので、楽しんで聞いてくれた学生もいたのかとは思うのですが、その教室全体の雰囲気は目指していたものとは全くちがう雰囲気でした。
前回は、こちらがしゃべりたいと思う内容を詰め込みすぎて、学生さんが聴きやすい・聴きたいと思える内容にできてませんでした。
ですので、今回はまず注目を集める・興味を持ってもらうことを早い段階で達成して、その後なるべく質疑応答という形で獣医師という仕事について話していこうと、作戦を練りました。
作戦内容はこんな感じです。
①まず、注射器や針を複数見せてその特徴などを喋ったり、手術道具を使って実際の手術用糸で布を縫う様子を見せる。
②次に、事前にいただいていた質問(これがめちゃくちゃありがたかったです!)に、回答する形で用意していたことを伝える。
最初に医療道具に触れてもらうことで、学生さんたちのキラキラした顔が見れて自然と私自身の緊張もほぐれていったので、この作戦の結果はなかなかいいものでした!
しゃべり終わった後の質疑応答も終了の時間に追われる形で終えることができて、とても嬉しかったです。
診療後の時間を使って説明用の資料を作ったり少し大変ではありましたが、自分の仕事に興味を持ってもらえること、そしてわずかな力ではありますがそんな学生の助けになれる機会をいただけて本当にありがたいです。
また最近獣医師としてのあり方を悩んでいたところでもあったところに、今回のお話があり自分がこの仕事をする理由なども自問自答する機会になりました。
初心を思い返すこともでき良かったと思っています。
またこのような機会をいただければ、もっと仕事や働くこと、そして獣医師という仕事に興味を持ってもらえるような、記憶に残る話をしたいと思います。
内容にもよりますが、職業講話や獣医師としての話ができる場であれば、お声掛けいただければできる限りお受けしようと思います。
何かあればご相談ください😊