避妊去勢手術
Neutralization
避妊去勢手術
Neutralization
※1: オスでは、精巣の腫瘍、前立腺肥大・前立腺膿瘍、会陰ヘルニアが、メスでは卵巣・子宮の腫瘍、子宮蓄膿症、乳腺腫瘍が、避妊去勢手術で発生が減る・無くなると言われています。
※2: 1992年のもので、健康な個体への全身麻酔による死亡のリスクは0.1%という報告がありますが、現在は麻酔の知識や機器も進歩しておりかなり安全なものになってきています。私自身や当院での、麻酔中・麻酔前後で死亡した症例は幸い1頭もいません。
※3: あまり獣医師からは言われませんが、避妊去勢により一部の腫瘍や免疫介在性疾患の発生は上がると報告されています。ただ同報告で、避妊手術により免疫介在性疾患の一つである『免疫介在性貧血』の発生は1.6倍になるが、子宮蓄膿症のリスクは0.04倍になり、病気予防のメリット・デメリットの天秤は圧倒的にメリットに傾くと考えています。
不妊・去勢手術の実績も豊富にあり(以前の病院で年間100件ほど)、早く的確な手術で動物の負担を減らします。また皮内縫合という表面に糸を出さない縫い方や、マイクロ波メスを使って血管を処理するので糸を使わず早く・安全に手術を行うことができます。このように、動物の負担を減らす工夫をいくつも行っています。
当院では麻酔管理に力を入れています。麻酔や循環器への豊富な知識を用い、また人工換気機や麻酔モニター、点滴装置など医療機器を適切に使い、安全で安心な麻酔を行います。幸いなことに健康な子の麻酔で、重篤な合併症や死亡事故が起こったことはありません。今後もさらに麻酔に力を入れていき、安全な麻酔を行い続けます。
手術における痛みの管理も、よりしっかり行っています。痛みの管理を十分に行っていないと、麻酔が覚めた瞬間動物は泣き叫びながら起きます。飼い主様の見えないところですが、だからこそ私たちが動物の負担を減らす努力をすべきだと考えています。麻薬鎮痛薬、非麻薬性鎮痛薬、α2作動薬、局所麻酔、ブロック麻酔、NSAIDsなどこれらを適切に組み合わせ、痛みゼロを目指します。
不妊手術は予約制になりますので、事前に窓口またはお電話でご予約ください。また、当院を受診されたことのない方は事前に受診いただき身体検査などをさせていただきます。
手術日の0時からご飯やおやつを止めていただき、当日来院以降水を止めていただきます。
順番になりましたら身体検査、血液検査をさせていただきます。問題なければお預かりしお昼に手術をさせていただきます。麻酔からしっかりと覚醒した後にお電話をさせていただきます。
お迎えの時間にご来院いただきます。注意点やお薬についてお話させていただき退院となります。
お会計、お薬のお渡し、説明資料のお渡しは受付からさせていただきます。次回の再診目安もお伝えさせていただきます。
※表示価格は全て税込価格です。
去勢手術 | 47,300円~ |
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避妊手術 | 52,800円~ |
去勢手術 | 39,600円~ |
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避妊手術 | 52,800円~ |
※上記の料金は、術前検査が含まれるセット料金です。