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今日は少し真面目な話をします。
趾間皮膚炎という病名があります。これは指の間に炎症が起こる病気です。逆に言うと指の間に炎症が起これば全て『趾間皮膚炎』です。
なので、趾間皮膚炎という診断をした時に原因についていろんなことを考えます。
例えば、
細菌はいないか?
マラセチアはいないか?
カビはいないか?
ダニはいないか?
毛は問題ないか?(毛が硬い犬種では、毛が物理的な刺激になり炎症が起こる可能性があります)
脂症はないか?
アトピー素因はどうか?
食物アレルギーは疑わしいか?
生活習慣に問題はないか?(過度の洗いすぎなど)
ホルモン性疾患など基礎疾患はないか?
などなど。
そして考えたこれらのことから、疑わしいものや最低限排除すべきものを検査や治療で検証していきます。
さらには、せつ腫症と言ってしこりや水膨れのようになったものは治療をしていても再発がしやすく、そんなこんなで『趾間皮膚炎』は簡単に治るものもいれば、なかなか難しいものもいます。
ただ飼い主さんが期待するのは「治ること」なので、精一杯考えながら治療していきますし、その期待に応えるのが一つの生きがいなんだとも最近思ったりします^_^
ESSE動物病院 院長 福間
大阪府吹田市青山台2−1−15(北千里駅から徒歩8分)
駐車場は10台以上あります。(豊中市、箕面市、茨木市、摂津市からも車で来院しやすいです)
皮膚科(アレルギー、アトピーなど)、腫瘍科(がん)、循環器科(心臓病、腎臓病)を得意としています
健康診断、予防接種、フィラリア・ノミダニ予防、避妊・去勢手術も行います。ご相談ください