ブログ
Blog
ブログ
Blog
⾷べ物に対してアレルギーを起こし、結果⽪膚炎を起こす病気である。またヒトでは、⾷物アレルギーの発症のメカニズムに⽪膚バリア機能の異常も⾔われている。動物でも、アトピー性⽪膚炎と⾷物アレルギー性⽪膚炎の両⽅をもつ症例も報告されている。
顔⾯、前肢、腹部、後肢などを中⼼に痒みを起こす。特に顔⾯や肛⾨周囲の⽪膚の炎症が強い傾向にある。
ー
⾷物アレルギーには、⾎液検査が⾏われることもあるが確定的な検査ではない。⾷物アレルギーを診断するには、除去⾷試験を⾏う必要がある。これは特定の療法⾷のみを⾷べさせ、それによる症状の改善を⾒る検査である。
⾷物アレルギーはアレルギーを起こす⾷物を摂取しなければ、症状の⼤幅な改善が⾒られる⽪膚疾患である。除去⾷試験で症状の改善を確認した場合、次に特定の⾷物を1種類ずつ追加し(例えば、鶏⾁を茹でたもののみを⾜す、といったように)、それによる⽪膚症状の再発を確認する。2週間を⽬安に与えて⽪膚症状の再発がみられなければ、その⾷物に対するアレルギーはないと判断する。それを繰り返し、⾷べても⼤丈夫な⾷物の確認を⾏い、最終はアレルギーの⽣じない⾷材を使っている⼀般⾷を与えるのが⽬標である。