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大阪府吹田市・豊中市・箕面市の皆さん。こんにちは。
院長の福間です。
今回は当院で新しく始めた、腎臓病に特化した健康診断、略して「腎臓健診」について書いていこうと思います。
この腎臓健診は腎臓病の確認や早期発見について、よりしっかりとした健康診断をしたいというニーズに応えるために作った、新しい健康診断コースです。
※8時間の絶食が必要です。
腎臓病は犬や猫にとって、発見が難しい病気の一つです。腎臓は静かに機能低下が進むことが多く、飼い主が気づく頃には病状が進行していることも少なくありません。特に高齢の犬猫では腎臓の働きが徐々に低下するリスクが高く、定期的な健診で早期に異常を発見することが健康寿命の延長に役立ちます。腎臓病の早期発見により、より効果的な治療計画を立てることができ、愛するペットのQOL(生活の質)を守ることが可能になります。
検査内容は以下のとおりです。
・一般総合血液検査(白血球、赤血球、血小板、腎臓項目、肝臓項目、タンパク、血糖値、コレステロール、膵臓項目、電解質)
・特殊血液検査(SDMA、FGF-23)
・腹部エコー検査(肝臓、脾臓、腎臓、副腎、膀胱、胃、小腸、大腸、腹腔内リンパ節のエコー検査)
・血圧測定
・尿検査(一般尿検査、UPC測定)
当院の腎臓健診の特徴は、
・全般的な血液検査の内容に加えて、腎機能低下の早期発見マーカーであるSDMAと、リン制限の判断に有用なFGF23が含まれている。
・血液検査上ではわからない腎臓機能の異常も、エコー検査で検出することができることがある。
・通常の尿検査では尿タンパクが偽陰性になることがあるので、尿タンパクをしっかり検出するUPC検査が含まれている。
・血圧測定を行うことで、腎機能低下を招くリスクのある高血圧を検出することができる。
だと考えています。
過去の記事にも書かせていただきましたが、腎臓病は血液検査だけで全てを診断する病気ではなく、その他の血液検査項目・腹部エコー検査・尿検査・血圧測定で総合的に行うものです。
「腎臓の血液検査が正常だから腎臓病ではない。」は間違いで、
「腎臓の血液検査が異常だから腎臓病だ。とりあえず点滴をしよう。」も間違いです。
総合的に検査することが腎臓病のより早期に、そして正確な診断をする上で必要なんです。
次に、実際の腎臓健診を進めている様子を写真も含めてお示しします。
通常お預かりで行う検査ですので、検査の様子を知っていただきたいと思い、モデルの猫ちゃんに協力いただいております。
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このような流れで、検査を進めていきます。
最後になりますが、
誕生日の月に腎臓健診を行なった場合は、
「健康診断頑張ったね。誕生日おめでとう。これからもよろしくね。」
のメッセージを込めてお花とわんちゃん・猫ちゃん用のトリーツをお渡ししております。
⭐️誕生日プレゼントは、お花の都合上検査当日もしくは結果報告時のどちらかにお渡ししております⭐️
⭐️誕生日の場合は、事前にお知らせいただくことをお願いしております⭐️
例)「誕生日なので、腎臓健診を受けたい」など
腎臓健診は受けるタイミングとしては、通常は年に1回をお勧めしています。
プレゼントもあるので、ワンちゃん・猫ちゃんにとってもご家族にとっても誕生日の贈り物として使ってもらえるといいなと思っています。
またよりしっかり検査をしたい方は、年に2回の腎臓健診もお勧めしています。
腎臓はやはり早期発見が重要なので、その確率を上げるためにも回数は多い方がいいと考えます。
最後になりましたが、
腎臓健診の費用は¥26,000-(+税)です。
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ESSE動物病院 院長 福間
大阪府吹田市青山台2−1−15(北千里駅から徒歩8分)
駐車場は10台以上あります。(豊中市、箕面市、茨木市、摂津市からも車で来院しやすいです)
皮膚科(アレルギー、アトピーなど)、腫瘍科(がん)、循環器科(心臓病、腎臓病)、外科手術(麻酔管理と痛みの管理をしっかり行います)を得意としています
健康診断、予防接種、フィラリア・ノミダニ予防、避妊・去勢手術も行います。ご相談ください