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【重要なお知らせ】9月1日より福間の診療体制が「専科診療(腫瘍科・皮膚科・腎泌尿器科・外科)」へ移行します|ESSE動物病院吹田|吹田市(北千里駅)・箕面市・豊中市の動物病院

【重要なお知らせ】9月1日より福間の診療体制が「専科診療(腫瘍科・皮膚科・腎泌尿器科・外科)」へ移行します

  • 2025年7月19日
  • お知らせ

こんにちは。ESSE動物病院の福間です。

本日は、飼い主さまに大切なお知らせがございます。

2025年9月1日より、福間の担当診療が「総合診療」から「専科診療(腫瘍科・皮膚科・腎泌尿器科・外科)」に変更となります

これまで長らく、総合診療を通じて多くの愛犬・愛猫たち、そしてそのご家族と向き合ってまいりましたが、

近年ますます増加する難治性疾患や専門性の高い診療ニーズに対応するため、専門診療へと特化させていただく運びとなりました。

 

 


専科診療へ移行する理由:専門性と継続的な質の向上のために

 

ESSE動物病院では、「「最高の獣医療」と「最良のホスピタリティ」で、すべての動物と家族の拠り所となる」を理念に掲げ、日々診療を行っております。近年、特に以下のような症例が増加傾向にあります。

  • がん(腫瘍性疾患)の早期発見と適切な治療

  • 皮膚病変やアレルギーなどの長期管理を要する皮膚トラブル

  • 慢性腎臓病、尿路疾患を中心とした泌尿器トラブル

  • 高度な外科手術や再発予防管理が必要な症例

これらの疾患は、時に診断の正確性・治療法の選択肢といった観点から、より専門的な知識と技術が求められることがあります。

私自身、腫瘍科・皮膚科・腎泌尿器科・外科を中心とした専門的な研鑽と臨床経験を重ねてまいりました

今後はその経験を活かし、これらの専門分野においてより質の高い診療を提供することに専念いたします。

 

 


対象となる診療科目と対応内容

 

2025年9月1日より、福間が担当するのは以下の4つの診療科となります:

◆ 腫瘍科(がん診療)

  • 腫瘍の早期発見(しこりの検査、画像診断、細胞診)

  • 外科的切除や抗がん剤治療の提案と実施

  • QOL(生活の質)を重視した緩和ケア

◆ 皮膚科

  • 慢性皮膚疾患(アトピー、アレルギー性皮膚炎など)への適切な管理

  • 稀な皮膚疾患への検査

  • 外用療法・内服薬・食事療法などの多角的アプローチ

◆ 腎泌尿器科

  • 慢性腎臓病、尿石症、膀胱炎、前立腺疾患などへの適切な治療検討

  • 腎臓病への総合的な検査と治療

  • 稀な腎臓疾患とそれに対しての精密検査

◆ 外科

  • 腫瘍外科、消化器外科、泌尿器外科、など

  • 安全性と低侵襲性に配慮した手術設計と実施

  • 手術後のリハビリ・経過フォローアップの徹底

 

 


総合診療をご希望の飼い主さまへ

福間による総合診療は終了いたしますが、他の信頼できる獣医師チームが引き続き担当いたしますので、どうぞご安心ください。

ESSE動物病院では、診療科に関わらず「チーム医療」を大切にしており、各分野の獣医師・動物看護師が連携して愛犬・愛猫の健康を守る体制を整えています。

必要に応じて、専門診療へとスムーズに橋渡しを行う連携体制も構築しています。

 


診察料変更のご案内:専門診療における診療費について

 

福間による診療が総合診療から「専科診療(腫瘍科・皮膚科・腎泌尿器科・外科)」へ移行することに伴い、診察料も下記のとおり変更となります。

【診察料の変更】

  • 現在の診察料:1,650円(税込)

  • 2025年9月1日以降:4,400円(税込)

このたびの診察料の変更は、以下の理由によるものです。

  • 初診・再診にかかわらず、診察時間を十分に確保する必要がある

  • それぞれの疾患に対して、最新の知見・技術を活かした診療提案

  • 専門性を活かしたオーダーメイドの医療方針立案とフォローアップ

腫瘍・皮膚・泌尿器・外科といった分野は、診断までのステップや治療方針の決定に高度な判断力が求められるため、初診・再診にかかわらず診察時間を十分に確保する必要があることも背景にあります。

飼い主さまにとってはご負担が大きくなるかと存じますが、「適切な診断」から「最善の治療」へとつながる専門診療を提供するための必要な変更であることをご理解いただければ幸いです。

もちろん、ご不明点がある場合は事前にお問い合わせいただくことも可能です。

 

 


専科診療の慢性期治療への移行について:適切な診療のバトンタッチをご提案します

 

なお、福間が担当する専科診療においても、診断・治療の初期段階を終え、状態が安定し「慢性期の維持管理(モニタリング中心の通院)」へ移行した場合には、必要に応じて、総合診療の獣医師へバトンタッチさせていただくこともご提案させていただきます。

たとえば、

  • 皮膚病の再発予防や保湿ケア中心の治療

  • 腎臓病における定期的な血液検査や食事管理の継続

  • 腫瘍の治療後の定期モニタリング(再発チェック) など

このような「慢性期・管理中心」の通院に関しては、他の獣医師チームが丁寧に対応しつつ、必要に応じて再度福間が介入する体制を整えております。

これにより、診療の質を保ちながら、飼い主さまにとっても通いやすく、安心できる継続ケアを提供できると考えています。

 


最後に:これからも、愛犬・愛猫とご家族に寄り添う医療を

 

今回の診療体制の変更により、ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、より高度で的確な専門医療の提供を通じて、これまで以上に愛犬・愛猫の「いのち」と「未来」を守ることをお約束いたします

ご家族の皆さまにとって、安心できる存在であり続けられるよう努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 獣医師 福間 康洋
獣医師 福間 康洋
記事監修
獣医師 福間 康洋(フクマ ヤスヒロ)
  • 日本獣医腫瘍科認定医Ⅱ種(吹田市で1人、大阪府で30人[2023年4月時点])
  • 日本獣医腎泌尿器学会認定医
  • 獣医教育・先端技術研究所 腹部・心臓超音波研修 修了
  • 日本獣医皮膚科学会所属
  • 日本獣医がん学会所属
  • 日本獣医循環器学会所属
  • 日本獣医腎泌尿器学会所属
  • 日本獣医救急集中治療学会所属
  • 日本小動物歯科研究会所属
  • 日本獣医麻酔外科学会
  • 2015年:鳥取大学獣医学科卒業
  • 2018年:犬とねこの皮膚科 研修生
  • 2018~19年:ネオベッツVRセンター 研修生(内6ヶ月間)
  • 2021年:ESSE動物病院 開院
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