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大阪府吹田市・豊中市・箕面市の皆さん。こんにちは。
大阪府吹田市のESSE動物病院の院長 福間です。
犬が嘔吐して元気がない時は、飼い主さんもどう対処したら良いのか不安に感じることでしょう。一番迷うポイントは、動物病院に連れていくか否か。その判断を間違えると、深刻な事態に発展することもあるため十分に注意しなければなりません。そこで今回は、犬が嘔吐して元気がない時の対処法をわかりやすく解説します。
犬が嘔吐した時には、まず次のポイントを確認してください。その上で、今後の対処法を決めていきましょう。
【吐いた時のチェックポイント】
・吐いた回数(1回か、複数回か?)
・吐いたのは食事をしてから何分後か?
・吐いた後に食欲はあるか?
・吐いたものは何か?(血液や異物の混入も確認)
・下痢はしていないか?
・毒物やおもちゃなどの異物を口にした可能性は?
これらのポイントを確認しておくと、動物病院を受診した際に診断がつきやすくなります。
嘔吐して元気がない場合、次に挙げるようなケースではすぐ動物病院を受診した方が良いといえます。
吐いた後に食欲があれば問題ないのですが、何も食べず、元気がない状態が続くようでしたら、念のため動物病院を受診しましょう。何が原因で吐いたのかを精密検査で調べた方が良いこともあります。
一過性の嘔吐ではなく、繰り返し吐いてしまう場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。腸に物が詰まったり、肝臓・腎臓の異常などの深刻な病気が隠れていることもあります。
吐いたものに血液が含まれていたり、おもちゃの破片などが混入していたりするような場合は、緊急的な処置が必要になることもあります。消化管の病気による出血も疑われるため、動物病院での受診をお勧めします。
嘔吐した後にただ元気がないだけでなく、発熱や下痢などの症状も見られる場合は、動物病院への受診をお勧めします。
細菌やウイルスへの感染や炎症性疾患、悪性腫瘍などが原因となっているかもしれません。
発熱に関しては39.5℃がひとつの目安になります。これ以上体温が高い場合、「発熱がある!」という判断をして、感染症や炎症性の病気を疑わないといけません。
お腹の感染症だけでなく子宮蓄膿症や感染性の肝炎・腎炎など病態の進行が早いものも中にはあるため、対処が遅れると状態のさらなる悪化を招くことがあります。
このように、犬が嘔吐して元気がない場合は、まず動物病院に行くかどうかを判断しなければなりません。今回ご紹介したような緊急性を要する症状・ケースに当てはまるような場合は、迷わず当院までご連絡ください。
大阪府吹田市青山台2−1−15(北千里駅から徒歩8分)
駐車場は10台以上あります。(豊中市、箕面市、茨木市、摂津市からも車で来院しやすいです)
皮膚科(アレルギー、アトピーなど)、腫瘍科(がん)、循環器科(心臓病、腎臓病)、外科手術(麻酔管理と痛みの管理をしっかり行います)を得意としています
健康診断、予防接種、フィラリア・ノミダニ予防、避妊・去勢手術も行います。ご相談ください