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今日から3月ですね。お昼は気温も上がって春を感じさせる1日でした。
動物病院としてはいよいよ予防と痒みのシーズンがきたということで、今日も早速フィラリア予防やそれに合わせた健康診断、皮膚病と春らしい内容だったとも思います。そんな中混合ワクチン接種に来られたワンちゃんがいました。
ご家族とどのワクチンにしようか色々データも見ながら相談させていただきました(どれくらいの確率で副作用が出るのかって、実はデータがあるんです)
相談の結果10種混合ワクチンを打つことになりました。打った後は大きく変化なく、病院で少し急性の反応が出ないか様子を見て帰られたのですが、そのあつ「震える」とお電話をいただきました。ワクチンのアレルギーの可能性があるので、連れてきてくださいとお伝えすると、すぐに病院に連れてきていただけました。意識や血圧などは問題なく、注射を打った部位を触るとすごく嫌がったので「注射部位疼痛」と判断し、震えの原因も痛みによるものではと説明しました。またまた相談させていただき、少し病院でお預かりして様子を見させていただくことにしました。抗ヒスタミン薬とNSAIDsを打って入院舎で6時間弱お預かりしました。注射の効果かお預かり後は落ち着いていたので、「かわいい」と看護師から黄色い声をかけられながらゆっくりと過ごしてもらいました。お迎え来られる時も震えは落ち着いており、予定通りお返しさせていただきました。
予防のためのワクチンは本来100%安全であって欲しいものですが、コロナワクチン然り絶対安全とは言えません。ただ、なるべく安全に近付ける努力は病院やご家族の理解・対応でできると思っています。今回もご家族の対応が早かったので、痛みの時間も短くできたのかと思います。
・午前中の接種
・体調に問題ない時の接種
・打った後15〜30分はより注意して様子を見る
・異常があればすぐ病院へ連絡
これらを守ってより安心・安全なワクチン接種であるようにしたいと考えています。
ESSE動物病院 院長 福間
大阪府吹田市青山台2−1−15(北千里駅から徒歩8分)
駐車場は10台以上あります。(豊中市、箕面市、茨木市、摂津市からも車で来院しやすいです)
皮膚科(アレルギー、アトピーなど)、腫瘍科(がん)、循環器科(心臓病、腎臓病)を得意としています
健康診断、予防接種、フィラリア・ノミダニ予防、避妊・去勢手術も行います。ご相談ください