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乳腺腫瘍|ESSE動物病院吹田|吹田市(北千里駅)・箕面市・豊中市の動物病院

乳腺腫瘍

乳腺にできる腫瘍で、良性と悪性腫瘍がある。

症状

⽪膚のしこりに気づき来院する場合が多い。猫⾃⾝は気にしないか、違和感や痛みによりしこりを舐めることもある。

傾向

⽝と違い、その90%が悪性腫瘍である。直径が3cmを超える悪性腫瘍の場合、⽣存期間が6ヶ⽉という報告もある。

診断

発⽣部位により乳腺腫瘍を疑い、FNA(針で細胞の⼀部を取ってくる検査)や⽪膚エコーなどで、腫瘍の種類、リンパ節転移などを確認する。腫瘍⾃体の診断は、外科切除の後判断される。

治療

基本的には⽚側の乳腺を全摘出する「乳腺⽚側全摘出⼿術」を⾏う。リンパ節などの評価や、腫瘍が左右の乳腺を跨いで存在する場合は、両⽅の乳腺を全摘出する「乳腺両側全摘出⼿術」を⾏うこともある。また術前・術後に転移が⾒られた場合、化学療法を⾏うこともある。化学療法には、抗がん剤や分⼦標的薬、NSAIDsが使われる。

院長 福間 康洋
院長 福間 康洋
記事監修
院長 福間 康洋(フクマ ヤスヒロ)
  • 日本獣医腫瘍科認定医Ⅱ種(吹田市で1人、大阪府で30人[2023年4月時点])
  • 日本獣医腎泌尿器学会認定医
  • 獣医教育・先端技術研究所 腹部・心臓超音波研修 修了
  • 日本獣医皮膚科学会所属
  • 日本獣医がん学会所属
  • 日本獣医循環器学会所属
  • 日本獣医腎泌尿器学会所属
  • 日本獣医救急集中治療学会所属
  • 日本小動物歯科研究会所属
  • 日本獣医麻酔外科学会
  • 2015年:鳥取大学獣医学科卒業
  • 2018年:犬とねこの皮膚科 研修生
  • 2018~19年:ネオベッツVRセンター 研修生(内6ヶ月間)
  • 2021年:ESSE動物病院 開院
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