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胃や腸、周りのリンパ節に限局してリンパ腫。⾼悪性度と低悪性度のものがある。
元気・⾷欲の低下、嘔吐、下痢など⼀般的なお腹の症状が⾒られる。
胃・腸にできる腫瘍の55%がこのリンパ腫である。
エコー検査で存在を疑い、FNA(針で細胞の⼀部を取ってくる検査)で確定診断が出ることもある。低悪性度のものは、エコーで異常を認めない場合もある。内視鏡検査で確定診断を⾏うことが多い。
第1選択は化学療法(抗がん剤治療)である。
リンパ腫の種類によって使う薬剤は変えるが、多くの場合CHOPベースプロトコル(シクロフォスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、ステロイドという薬剤を使う⽅法)が⾏われる。
低悪性度リンパ腫の場合、ステロイドと飲み薬の抗がん剤を使うことが多い。
腫瘍が塊で存在している場合、外科切除を⾏うケースもある。