犬の皮膚病　｜　犬の脱毛・フケの原因は？｜ESSE動物病院吹田｜吹田市（北千里駅）・箕面市・豊中市の動物病院

こんばんは。

今日は「昨日から痒みが悪化している」と来週来る予定だった方が急遽来院されました。T・プードルの女の子でとても綺麗にされていて、皮膚も脱毛が目立つとかはなく比較的綺麗だなと思いました。

まずは皮膚を一通り見させてもらい、皮膚の検査もさせていただきました。

その検査の中で皮膚の拡大鏡検査（ダーモスコピー）の写真が下のものです。

フケのあるところを撮ったのですが、フケが毛穴に集中して出ているのがわかります。（毛を追っていってその根本が毛穴です）

この子はトリミング後に痒みの悪化が起こることも話の中でわかってきました。シャンプ剤の刺激って毛穴の方がシャンプーが残りやすくて影響出やすいのかなって思っています。

このことからこの子の皮膚の痒みは、シャンプーもしくはトリミングによる皮膚への刺激が悪化因子で、その背景にアトピー素因もあるかなと疑っています。（小さい時から皮膚の痒みが少しだが見られたので）

後ろに診察もなかったので１時間以上話しをさせてもらい、また飼い主さんが積極的に聞いていただいたので、こちらも楽しく説明させてもらいました。

混んでくると今日のようなことはできませんが、今日のような時間がある時はゆっくりと説明することができとても有意義だと思いました。

ESSE動物病院　院長　福間

大阪府吹田市青山台2−1−15（北千里駅から徒歩８分）

駐車場は１０台以上あります。（豊中市、箕面市、茨木市、摂津市からも車で来院しやすいです）

皮膚科（アレルギー、アトピーなど）、腫瘍科（がん）、循環器科（心臓病、腎臓病）を得意としています

健康診断、予防接種、フィラリア・ノミダニ予防、避妊・去勢手術も行います。ご相談ください