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普段、犬の口の中をチェックする習慣がある方は少ないかもしれません。
しかし、このような経験はありませんか?
「ふと犬が口を開けたときに、歯の先が欠けていることに気づいた」
「硬いおもちゃで遊んだあと、歯が少し欠けてしまった」
犬の歯が欠けることは珍しいことではありませんが、状態によっては早めの治療が必要になる場合があります。
歯の欠け方によっては、痛みが出たり、細菌感染が進んだりする可能性も。
今回は、犬の歯が欠ける原因、治療方法、そして欠けたときの注意点や予防について解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、犬の歯の状態に異変を感じたら、自己判断せずに一度動物病院を受診できるように知見を深めましょう。
犬の歯が欠ける原因の多くは、強い衝撃や過度な力によるものです。
よくある原因には、次のようなものがあります。
とくに、鹿の角や硬いナイロン製のおもちゃは歯に大きな負担をかけがちです。
一見すると丈夫そうに見える犬の歯でも、強い力がかかると欠けたり折れたりすることがあります。

歯の表面は「エナメル質」という硬い組織で覆われています。
その内側には「象牙質」や「歯髄(神経)」があり、歯の内部構造はとても繊細です。
欠け方が浅い場合は症状が出ないこともありますが、神経まで達している場合は強い痛みを伴うことがあります。
また、神経が露出していなくても、細菌が侵入することで歯の内部に炎症が起こり、時間が経ってから症状が出るケースもあります。
放置すると、
などにつながることも。
見た目が小さな欠けでも、内部でトラブルが進行していることがあるため注意が必要です。
治療方法は、欠けた部位や深さによって異なります。
ここでは、軽度の場合と神経が露出している場合に分けて解説します。
神経まで達していない小さな欠けであれば、表面を整えたり、コーティング処置で経過観察できることもあります。
欠けが神経まで達している場合は、抜髄(神経の処置)や抜歯が必要になることがあります。
感染が広がる前に適切な処置を行うことで、痛みや将来的な合併症を防ぐことができます。
歯科処置は基本的に全身麻酔下で行われることがほとんどです。
安全に配慮しながら、歯の状態を正確に確認したうえで治療方針が決定されます。
歯が欠けていることに気づいたら、次の点に注意しましょう。
痛みがある場合、犬は口を触られるのを嫌がることがあります。
犬が嫌がる場合は無理に確認しようとせず、できるだけ早めに診察を受けましょう。
また、「元気そうだから大丈夫」と判断するのは危険です。
犬は痛みを我慢することが多く、症状がはっきり出る頃には状態が進行していることもあります。
歯が欠けるのを防ぐためには、硬すぎるおもちゃや骨を避けることが大切です。
「爪で押してへこまない硬さのものは歯にも硬すぎる」といわれています。
また、定期的な歯科検診を受けることで、初期の異常に早く気づくことができます。
歯の健康は全身の健康にも関わるため、日頃からのチェックが重要です。
犬の歯の欠けは、見た目以上に深刻な問題につながることがあります。
小さな欠けでも、内部で感染が進行しているかもしれません。
歯の色がおかしい、欠けているかもしれないと感じた場合は、早めに動物病院で診察を受けることをおすすめします。

犬の歯が欠ける原因は、硬いものを噛むことや事故など、さまざまです。
欠け方によっては痛みや感染につながる可能性があり、放置はおすすめできません。
早期に状態を確認し、適切な処置を行うことで、歯や全身への影響を最小限に抑えることができます。
歯科診療に力を入れている当院では、専用の検査や処置によって適切な対応が可能です。
歯の異変に気づいた際は、ぜひ一度当院にご相談ください。
大阪府吹田市の動物病院
ESSE動物病院吹田