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「愛犬の口の中に小さなできものを見つけた」
「最近、口臭が強くなった気がする」
「ごはんは食べているけれど、口を気にする仕草が増えた」
このような犬の口の変化に気づいたことはありませんか?
犬の口腔腫瘍は、初期の段階ではほとんど症状が出ないことも少なくありません。
そのため、「年齢のせいかと思っていた」と見過ごされてしまうケースもあります。
しかし、口腔腫瘍は早期発見・早期治療によって選択できる治療法が増え、予後の改善が期待できる病気です。
今回は、犬の口腔腫瘍の初期症状や注意したいサインについて詳しく解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、愛犬の口の中の異変に早く気づけるよう備えてください。
犬の口腔腫瘍とは、歯ぐきや舌など口の中に発生する腫瘍の総称です。
犬では比較的よくみられる腫瘍のひとつで、
などが代表的です。
犬の口腔腫瘍は良性腫瘍の場合もありますが、悪性腫瘍であるケースも多くあります。
見た目だけでは良性か悪性かを判断できないため、口の中にできものを見つけた場合には検査が必要になります。
犬の口腔腫瘍の厄介な点は、初期には腫瘍だとわかる症状が出にくいことです。
食欲や元気に大きな変化が見られないことも多く、飼い主様が異変に気づいたときには病気が進行しているケースもあります。
また、口腔腫瘍の初期症状は歯周病や口内炎と似ているため、見分けることが難しい場合があります。
しかし、まったくサインが出ないわけではありません。
犬を注意深く観察すると、口腔腫瘍の初期から見られる変化もあります。

犬の口腔腫瘍の初期に見られる症状にはどのようなものがあるのでしょうか?
口腔腫瘍の初期症状は、一見するとささいな違和感程度であることも多いです。
しかし、これらの違和感を見逃さないことで早期に口腔腫瘍を発見し治療にうつることができるかもしれません。
それぞれの症状について詳しく紹介していきましょう。
口腔腫瘍のもっとも分かりやすいサインのひとつです。
などとして見つかることがあります。
初期は数ミリ程度のこともあり、「歯ぐきが少し腫れているだけ」に見えることもあります。
口腔腫瘍の初期症状として比較的多いのが口臭です。
腫瘍の表面が傷ついたり壊死したりすると、細菌が増殖して独特の強い臭いが発生します。
「歯石が増えたわけではないのに急に口臭が強くなった」という場合は注意が必要です。
口の中に違和感や痛みがあると、よだれが増えることがあります。
また、
といった変化が見られる場合には、口腔腫瘍を含む口腔内トラブルが隠れている可能性があります。
これらの変化がある場合には、早めに動物病院を受診しましょう。
口腔腫瘍の初期では、食欲は普段と変わらないことも多いです。
しかし、口の中の違和感から食べ方に、以下のような変化が現れることがあります。
犬の食欲があるから大丈夫とは限らないため注意しましょう。
犬は口の中に違和感があると、
といった行動を見せることがあります。
このような仕草が続く場合は、口腔内に問題が起きている可能性があります。
口腔腫瘍が大きくなると、より分かりやすい症状が出てきます。
悪性腫瘍ができている場合は、周囲の骨へ浸潤したり、リンパ節や肺へ転移したりすることもあります。
腫瘍の転移が進むと全身状態や余命への影響も大きくなるため、症状が軽いうちに診断を受けることが重要です。
犬の口腔腫瘍の治療は、腫瘍の種類や広がりによって異なります。
多くの口腔腫瘍では、
などが検討されます。
口腔腫瘍は、早期発見できるほど手術で取り切れる可能性が高いものが多いです。
そのため、「少し気になるできもの」程度の段階で受診することがとても重要になります。
次のような症状がある場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
口腔腫瘍は見た目だけで良性・悪性を判断することができません。
「小さいから様子を見よう」と考えず、早めに検査を受けることが大切です。

犬の口腔腫瘍は、初期には目立った症状が出にくい病気です。
しかし、
といった小さな変化が、病気のサインになっていることがあります。
当院では、口腔内腫瘍を含む歯科・口腔外科診療に力を入れており、検査から治療まで幅広く対応しています。
愛犬のお口の中に気になる変化がある場合は、お早めにご相談ください。
大阪府吹田市の動物病院
ESSE動物病院吹田