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「猫の歯肉が赤いけど大丈夫かな?」
「最近猫の口臭が気になる」
このような猫の変化に気づき、不安になったことはありませんか?
猫の歯肉の赤みや口臭の背景には歯周病が隠れていることもあります。
猫の歯周病は進行すると歯を支える骨まで破壊され、抜歯が必要になることもあります。
しかし、初期の段階で気づいて適切な治療やケアを始めることで、進行を抑えられる可能性があります。
本記事では、猫の歯周病の初期にみられる症状や対処法などを解説していきます。
ぜひ猫を飼っている方は最後まで読んでいただき、日頃の口のケアにも役立てていただければ幸いです。
猫の歯周病とは、歯の周囲に炎症が起こり、進行すると歯を支える組織が壊れてしまう進行性の炎症性疾患です。
歯周病が発症してしまう原因は歯垢(プラーク)中の歯周病原細菌です。
歯周病は進行度によって、以下の4段階に分けられます。
この4段階のうち、ステージ1が歯周病の初期にあたります。
歯肉炎は歯肉の炎症はありますが、歯槽骨が溶けることはありません。
猫の歯周病は、初期であるステージ1だとどのような症状が見られるのでしょうか。
猫の歯周病のステージ1で見られる主な症状を以下に挙げます。
このような症状が猫に見られたら注意が必要です。
歯周病の初期は症状が分かりづらい場合も多く、痛みも少ないため普段どおり食事をしている猫も多いです。
飼い主さまも猫の口の中まで見ることはあまりないかと思います。
その場合、歯周病の初期段階はなかなかご家庭では気づきにくいでしょう。
歯周病の初期の症状を見逃さないためにも、日頃から猫の口の中を見ておくことが早期発見につながります。
猫が口をあけるのを嫌がる場合など家での口の観察が難しいときは無理せず獣医師に診てもらいましょう。
猫が歯周病になってしまったとき、どのような治療法や対処法があるのか気になりますよね。
猫の歯周病の治療法は、ステージによって異なります。
今回は特に初期の場合の対処法をご紹介いたします。
ステージ1の歯肉炎のみの軽度な状態に対しては、ホームデンタルケアやサプリメントで改善が可能です。
必要であれば全身麻酔下でスケーリングでプラークや歯石を取り除き、最後に歯の表面を滑らかにするため研磨を行います。
歯周病初期であれば外科的治療をせずに改善が望めることもあるため、早期発見がとても大切です。
定期的に獣医師による口のチェックをしてもらいましょう。

日頃からのホームデンタルケアは歯周病予防にとても効果的です。
ホームデンタルケアとして飼い主さまができることを以下にあげます。
毎日の歯磨きが歯周病予防には大切ですが、多くの猫は歯ブラシを使った歯磨きを嫌がります。
子猫のときから歯磨きに慣れさせておくのがおすすめです。
歯磨きを初めて行う際は、初めに口周りを触るのを慣れさせて、徐々に歯磨きへと移行させて行きましょう。
歯磨きが難しい猫には、猫が好むフレーバーが付いてるデンタルジェルをなめさせることから始めてみましょう。

いかがでしたでしょうか。
今回は猫の歯周病の初期での症状や対処法などを解説しました。
猫の歯周病の初期症状は分かりづらいことも多いです。
家だとなかなか猫の口の中まで観察するのは難しいかと思います。
症状はなくとも、健康診断として定期的に口の中まで獣医師に診てもらうのがおすすめです。
また毎日の歯磨きは歯周病予防にとても大切です。
歯磨きが難しい猫の場合は、歯磨き以外のデンタルケアも試してみてください。
今回ご紹介したホームデンタルケアを習慣化して、愛猫の大切な歯を守っていきましょう。
当院では猫の歯科診療にも力を入れています。
猫の歯に関して何か気になることがありましたら、お気軽に当院までご相談ください。
大阪府吹田市の動物病院
ESSE動物病院吹田