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「愛犬の皮膚が赤くただれている」
「かゆがっていた場所がジュクジュクしてきた」
「傷があるわけではないのに皮膚がただれている」
このような症状に気づいて不安になったことはありませんか?
犬の皮膚のただれは、皮膚の炎症が強くなった結果として起こる症状です。
軽い皮膚炎から免疫の病気まで、さまざまな原因が関係していることがあります。
また、ただれている部分は細菌感染を起こしやすく、放置すると症状が急速に悪化することも多いです。
今回は、犬の皮膚がただれる原因や考えられる病気、受診の目安について解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、愛犬の皮膚トラブルに早く気づけるよう参考にしてください。
皮膚のただれとは、皮膚の表面が傷つき、赤みや湿り気を伴った状態を指します。
犬では、
といった見た目になることが多いです。
ただれそのものは病名ではなく、さまざまな皮膚病によって起こる症状のひとつです。
そのため、ただれの原因を特定することが重要になります。
犬の皮膚がただれる背景には、炎症や感染などさまざまな要因があります。
同じ「ただれ」に見えても原因によって治療法が異なるため注意が必要です。
ホットスポットは、犬で比較的よく見られる急性の皮膚病です。
虫刺されやアレルギーなどをきっかけに皮膚に強いかゆみが起こり、犬が激しく舐めたり掻いたりすることで短期間のうちにただれが広がります。
初期には赤みだけに見えることもありますが、数時間から数日で
といった状態になることも多いです。
ホットスポットは進行が非常に早いことが特徴です。
「昨日までは何ともなかったのに、今日見たら大きくただれていた」ということも珍しくありません。
強いかゆみや痛みを伴うため、早めの治療が必要です。
犬の皮膚がただれる原因としてよく見られるのがアレルギー性皮膚炎です。
犬はアレルギーによるかゆみが続くと、
といった行動が増えます。
その結果皮膚の表面が傷つき、ただれた状態になってしまいます。
特にアレルギーの症状は
などでよく見られるのが特徴です。
犬の皮膚のバリア機能が低下すると、細菌が増殖して細菌性皮膚炎を起こすことがあります。
細菌性皮膚炎では赤みやかゆみが生じ、犬が繰り返し掻いたり舐めたりすることで皮膚が傷ついてしまいます。
炎症が強くなると皮膚の表面が崩れ、ただれたような状態に見えることも。
細菌性皮膚炎はアレルギーや脂漏症を背景に発症することも多く、再発を繰り返すケースもあるため注意が必要です。
マラセチア皮膚炎はマラセチアという真菌(カビ)が増殖することで起こる皮膚炎です。
が特徴で、重症化すると皮膚が傷つきただれたようになることがあります。
特に脇や内股などの蒸れやすい部位では、皮膚が赤くジュクジュクした状態になることもあります。
頻度は高くありませんが、落葉状天疱瘡などの自己免疫疾患が原因で皮膚がただれることもあります。
落葉状天疱瘡は、本来体を守るはずの免疫が自分自身の皮膚を攻撃する病気です。
その結果、皮膚に膿疱(うみをもった水ぶくれ)ができ、それが破れることで
が生じます。
落葉状天疱瘡は通常の皮膚炎とは治療法が大きく異なるため、正確な診断が重要です。

皮膚のただれを放置すると、
につながることがあります。
また、犬は気になる部分を繰り返し舐めたり掻いたりするため、症状が悪循環に陥りやすいのも特徴です。
「少し赤いだけだから」と様子を見ているうちに、広範囲へ広がってしまうこともあるため注意が必要です。
次のような症状が見られる場合は、早めの受診をおすすめします。
特に症状が急速に悪化している場合は、早めの治療が重要です。

犬の皮膚のただれは、
など、さまざまな原因によって起こります。
ただれは見た目以上に炎症が強い状態であることも多く、放置すると症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。
当院では、犬の皮膚トラブルに対して原因を丁寧に調べ、一頭一頭に合わせた治療をご提案しています。
皮膚の赤みやただれが気になる場合は、お早めにご相談ください。
大阪府吹田市の動物病院
ESSE動物病院吹田