ブログ
Blog
ノミ感染によるアレルギー性の⽪膚炎で、吸⾎時に体内に⼊るノミの唾液に対してのアレルギーである。多数の寄⽣だけでなく、ノミが少数寄⽣するだけでもノミアレルギー性⽪膚炎は起こると考えられる。 症状 痒みや脱⽑などが⾒られる。…
続きを読む
イヌセンコウヒゼンダニの寄⽣による⽪膚病である。このダニは⽪膚の⾓質の中に寄⽣する。他の⽝や動物との接触により感染する。ヒトへの感染は基本的に起こらないが、偶発的感染などが報告されているものもある。 症状 強い痒みと⾓質…
⽑⽳に寄⽣するダニで、健康な⽝にも存在するダニである。このダニが、動物の免疫が低下することで増殖し⽪膚症状を⽰すと考えられている。近年は、ノミダニの年中駆⾍の周知により発⽣は減っている。 症状 痒み、脱⽑、フケなどが⾒ら…
動物の⽑や⽪膚に感染するカビで、⽝・猫だけでなくヒトにも感染する⽪膚病である。主な感染⽅法としては、感染している動物との接触や菌がいる⼟壌との接触である。 症状 痒み、カサブタ、感染部の⽑が抜けるなどがある。ヒトでも⾒ら…
脱⽑症には⾊々なものがあり、⽑が抜けやすくなるもの、⽑が⽣えなくなるもの、⽑が切れやすくなるものなど様々です。これらには、⽑周期停⽌、パターン脱⽑症、季節性側腹部脱⽑症、ホルモン性脱⽑(甲状腺機能低下症、副腎⽪質機能亢進…
⾷べ物に対してアレルギーを起こし、結果⽪膚炎を起こす病気である。またヒトでは、⾷物アレルギーの発症のメカニズムに⽪膚バリア機能の異常も⾔われている。動物でも、アトピー性⽪膚炎と⾷物アレルギー性⽪膚炎の両⽅をもつ症例も報告…
(詳しくは) 遺伝的な背景により特徴的な慢性的な痒みを起こす病気であり、環境アレルゲンへのIgE増加を認めるものという定義がある。遺伝的な背景とは、⽪膚の天然保湿因⼦の産⽣不良や、アレルギーを起こしやすい体質などが⾔われ…
⽝の⽪膚常在菌であるマラセチアという酵⺟様真菌が原因である。このカビは、基本的に他の⽝や動物に感染することはない。⽪脂を好むカビであり、⽪脂の分泌が多くなりやすい部位に発⽣することが多い。⽿道内(⽿の中)、趾間(指の間)…
⽝の⽪膚常在菌であるStaphylococcus pseudintermidiusが原因菌であることが、細菌性⽪膚炎の90%以上を占める。この菌は、ブドウ球菌の⼀種であり基本的に他の⽝や動物に感染することはない。様々な要…
概要 まれではあるが、⽝の⼼臓にも他の臓器と同様に腫瘍ができることがある。報告があるものとしては、⾎管⾁腫、中⽪腫、ケモデクトーマ(⼤動脈化学受容体腫瘍)、リンパ腫などがある。 ⼼臓の⾎管⾁腫は、⼼臓内の⾎液の流れを悪く…